多摩川中流域
大栗川の岸辺と連光寺の崖
(1)砂層の崖と岸辺の岩
大栗川
交通公園の裏とその上流は、私の愛用している東京多摩便利情報地図では乞田川となっているが、現地では大栗川という表示になっている。 多摩川に合流しているのは大栗川で、乞田川は川崎街道の橋の下付近で大栗川に合流している。
交通公園裏、バードウオッチ小屋の突端。大栗川0Kmの標識。
大栗川・乞田川合流点。正面が大栗川。乞田川は左側から大栗川に合流。
乞田川の合流した大栗川には、多摩川に合流するところまでの短い区間、連光寺(お寺ではなく地名)の丘陵が迫っている。
丘陵のふもとは大丸堰奥の秘境につながっている。
交通公園裏の崖
交通公園裏の崖。大丸堰奥の崖から連続した地層のものだろうか? この上流では地層はどうなっているのだろうか?
以前から気になって時々上流の方も眺めたりしていた。
交通公園裏の大栗川上流にある崖
桜丘記念病院の脇にある崖。格子状に防護されている。
その少し下流側。防護工事が進行中。去年の夏はまだ草が生えており、堅めの土が一部で露出していた。
桜丘記念病院の脇の車道から枯れ草の斜面を登って、まだ自然のまま残っている崖にアプローチした。
写真中央やや下は黒っぽい砂質の崖。上部には黄土色の崩れかかった層が見える。大丸堰奥の2層の崖の構成とよく似ている。
黒っぽい崖。幅広く続いている。砂質の崖。大丸堰奥の崖とほんとによく似ているという印象。
川岸の岩らしいもの
川岸に見える岩らしいもの。堆積岩(泥岩や砂岩)なのか、ただの砂か土がこう見えているのか、確かめてみたいと以前から思っていた。
渇水期の時期に長靴でもはいて川を渡ろうか、などと思っていた。
こちら側の川岸におり、葦などを踏み分けて川岸を上流側に向かって歩いて見てみたが、こちら側には岩らしいものはなかった。
連光寺側の岸に降りて探検
桜丘記念病院の脇の車道から川岸におりた。葦と笹藪の間の狭い砂利をたどって下流に向かった。
この写真は帰り道に撮ったもの。夕陽が射している。渇水期なのでこのような砂利の通路が現れているのだろう。
夏はヘビなどが出そうで、これる所ではなさそう。
川岸の岩
川岸に見えていたのはやや固めの堆積岩だった。表面は黒っぽく、剥離面は黄茶褐色。
川岸に断続している岩。岩が断続しているのは本来の姿なのか、川の改修によるものなのかはわからない。
向こう岸の下流に見えるのは交通公園とバードウオッチ小屋。
(2007年3月撮影)