多摩川中流域
4.本流と支流
浅川に多摩川が流れ込んでいる。浅川の方が本流ではないのか?
高幡不動からの帰りに、向こう側の多摩川の方が河床がやや高く、こちらの浅川側に斜めに流れ込んでいることに気がついた。なぜ向こうが本流の名前“多摩川”なのか? もう少し下流で浅川が多摩川に合流しているのだろうか?
もう夕暮れでもあり、遅いので後日の楽しみにした。
後日・・・
浅川合流点を見てみた。多摩川側から府中四谷橋を渡りながら橋の上流側を見た。多摩川の方が浅川より川幅が広い。
あれ?・・・
先日見た合流部のほんのすぐ上(30〜50メートルぐらい)では浅川側から多摩川に水が流れ込んでいるようだ??? よくよく見たが確かにそうだ。やはり多摩川が本流なのか?
でも、水量が少ないときは、この流れはなさそうだ。
そのちょっと下流では、浅川の河床の岩盤(らしく見えている)が終わって水位が低くなっており、多摩川の水が流れ込んでいる。これが先日夕闇がせまる中で見たところだ。微妙だ。
地図では、浅川と多摩川の合流部の上付近にこの橋がかかっている。
橋の下流側も見てみた。
やはり、というか・・・。多摩川は斜めに幅広く浅川側に流れ込んでいる。
多摩川の方が川幅は2倍ぐらい広いが、斜めに幅広く浅川側に合流している。この橋はその長い合流部の中央かやや上流だ。
浅川との接触部のごく最上部分だけは多摩川に浅川の水が流れているが、大した水量でもないし、ごく浅そうだ。水位が低いときはこの浅川から多摩川への流れはないだろう。
浅川の方が本流ではないのか?
(2005年9月撮影)